ラジオの時間/明治期のロックグラス
最近、ラジオをよく聞いています。
もう少し正確にいうと、RSSラジオでいくつかの番組を購読していてポットキャストを好きなときに聞いています。*1
通勤中と夜寝る前、あとは台所に立つときなんかにiPhoneからイヤホンで聞いているのですが、話の内容はもちろん「声」がもたらす情報の多さがおもしろくて、本当に飽きません。
ラジオを聞きだすまで、私はこれほどまで声や話し方にその人の感情や人柄、知性が表れるものだと自覚していませんでした。緊張でこわばる声、興奮したときに上がるピッチ、相手に理解してもらうことをあきらめたときの息遣い、親しみが込もった呼びかけ、心から同意したときと納得していないけれど流れ上打たなくてはいけなかったときの相槌の違い。
その場にいなくても、声だけでそこで話す人たちの感情の揺れや変化を思い浮かべられるだけの情報が、声には詰まっています。また、声というのはごまかしの聞かないもので、装っている声は思ってる以上に「装ってる声」に聞こえるんだとラジオを聞きだして気がつきました。
なので、その本質を見極めたい人がいるとしたら、一緒に飲みに行くよりも誰かと話している音声を(集中して)30分聞いたほうがより確度が高いんじゃないかなぁと最近は思ってます。
とまぁ、この年になるまでほとんどラジオを聞いたことがなかった私は、今になってラジオのおもしろさに魅了されていますというお話でした。
で、4年ほど前から魅了され続けているうつわですが、最近またいいグラスを購入しました。明治の頃に作られたロックグラス。とろりとした肌とシャープな形が気に入っています。
私はロックでウイスキーなどを飲む習慣がなく、使い道があまりないかもと思ったのですが、フルーツやアイスクリーム、冷たい前菜などを盛る絵が浮かんだので思い切りました。(というか、買う理由を必死で探した)
購入したその日に、桃をカットして盛りつけたのがトップの写真です。
なかなかいい感じで、うれしい!