最近買ったうつわ


木工作家である新宮州三さんの蓋物。幾一里で開催されていた個展に出ていたものを、漆の色を変えて作っていただきました。外側が錫粉を混ぜた漆で塗られていて、一見すると陶器のように見えます。内側はややマットな黒色の漆で、蓋を開けると外と内の質感の違いが楽しめます。



欧州のアンティークっぽい長峰菜穂子さんのドレーププレート。貫入に渋色をつける渋染めという技法が施されているようで、それが古物っぽい雰囲気につながっています。とても使いやすいお皿。



掛江祐造さんの小皿。先日初めて掛江さんの作品を拝見したのですが、見た瞬間、これ買う!と思いました。力のあるうつわに出会うと本当にうれしくなります。購入したお店にはこの1種類しか掛江さんの作品がなかったのですが、他の作品もぜひ見たいです。




このふたつはけっこう前に購入していたのですが、まだ紹介していなかったので。左は恵文社生活館で、右は六々堂で購入しました。山本哲也さんの長角皿はなんとリバーシブルで、写真は裏側を使っているときに撮影したもの。反対側はこちらにちらりと映っています。山本さんは村田森さんと同じ京都精華大学陶芸学科を卒業されて、卒業年は1年違い。実際親交もあるようで、六々堂にはおふたりの作品が仲良く並んでいました。


名古屋の友人と寺町あたりを歩いていたときに、ふと寄ったお店で開催されていた飯野夏実さんの個展で購入。料理を盛るより飾っておきたくなるような作品が多かったのですが、箸置きならば取り入れやすいかな、と思って持ちかえりました。中華や洋食のときに食卓にあげたい感じです。