雑記


・以前、このブログで30歳の別れには30歳の別れの悲しさがあると書いたのだけど、言霊なのかなんなのか実際に30歳のいま、ひとつ大きな別れをした。どれだけつらいのかと想像していたけれど、確かにとてもつらくはあったけれど、それ以上に何か大きく重いものを肩からおろしたような爽快感と安堵があった。
・本当はもっと前に、具体的には3年前にそうしておくべきだったと思った。
・この3年間、進むほどに溶ける泥舟に乗っているような感じで、それでもせっかく作った船だからと降りられなかった。どちらも心の底では逃げ出したかったのだと思う。私も彼も、もっと早く降りるべきだった。
・6年程前の1番つらかった時期を共有し支えてくれたのが彼で、その感謝はいつからか呪縛に変わったのだと思う。彼以外に私のことを真に理解してくれる人はいないのだと、他につき合っている人がいてもいつも思っていた。まさに呪縛だ。だって、そんなことは本当は全然ない。ないのに。
・男と女は異性間の恋愛を超えたつきあいをしていても(それ自体が錯覚なのかもしれないけど)、結局別れたら他人になるのだと思ったら、むなしくなったけど楽になった。
・なにやらいろいろ軽くなったので、違う場所に行けそうな気分になっている。