2010-01-01から1年間の記事一覧

ことしももう終わり

みなさま、良いお年を!

その気持ちをなんて呼ぶの

オレンジジュースを飲んでたら、祖母が危篤のときに、病院にかけつけた叔父が自販機で買ったパックジュースを一気に飲んだ光景を唐突に思い出した。ほとんど一息に飲んだせいで、パックは一度も元の形に戻ることのないまま、きゅーと縮んでいって、そのまま…

ギャルリももぐさ/百草

先日、多治見市にある「百草」に行ってきました。陶芸作家の安藤雅信さんとその妻である明子さんが1998年に開廊された美術・工芸のギャラリーで、100年以上の歴史がある民家を改装したという建物内には、カフェも併設されていました。ギャラリーというと、真…

スパイスで旅をする

タイ旅行で買った香合が初めて役にたった瞬間。やっぱり、使われてるときのほうがかわいく見える大徳寺の近くにあるスガマチ食堂さんから、職場の後輩がもらってきたというスパイス。「五香粉(ごこうふん、ウーシャンフェン)」というものでシナモンやグロー…

収まる形/明治後期のグラス

毎日使うものほど、ちゃんとしたのを選びたいほうです。その理由は前に一度書いた通り。コップなんて、毎日使うものの最たるもので、言うなら寝起きのいっぱいの水を飲むために、朝一番に手に取るものです。だから、中途半端にいいものを買うのはやめようと…

咲く花散る花

秋になるとキンモクセイの香りが漂ってきて、うれしくなるのだけど、みんなそんなことはいちいち人に言わないので、大人になったらキンモクセイの香りひとつでふわふわ心が浮くようなことはないのかなぁ私だけなのかなぁと思っていましたが、今年の秋口、Twi…

寝かせるうまさ/鮭のハラミ(二夜干し)

「ラブレターをうまく書くコツはね、夜中に書いて一晩寝かすことだよ」とびきり文章のうまい友人が、昔、お酒の席で言いました。「あぁ、わかる」彼の説明を待つまでもなく、私の胸にはすとんと理解が落ちてきました。 夜中に書く文章は、熱を持ちすぎます。ひと…

大徳寺曝涼展2010

日曜日、両親と大徳寺の曝涼展に行ってきました。曝涼展は、普段非公開の宝物が虫干しを兼ねて一般に公開される、年に一度のお楽しみの日でこの日も90点を超える宝物が大方丈に並びました。 茶人の信仰があつかった大徳寺だけに、宝物の数々は貴重なものだら…

週末は伊勢へ

人のblogで東京丸の内の写真を見たら、なんだかいろいろ思い出すものがあって鼻の奥がツンとした。彼は元気でやっているのかな。転んだとき、人に「起こして」と言うのが苦手な人だったから、たまに無性に心配になる。もっと甘やかしてあげればよかったと今…

だって世の中そればかりじゃないからね

この前、最近どんなものを見てるの?って聞かれたので、目の前にあったPCをかちゃかちゃといじり、これと、これと、この人のブログは面白いよ、この人の写真はいつもすごくきれいで…なんて説明してたら、突然「そんなきれいなものばっかり見るな!」って冗談…

阿以波の団扇と恵文社・幾一里のうつわ

特別な日のものはもちろんだけど、なんでもない日になんでもなく手にとるものほど、できるだけ気を注いで選びたい。これは、私が料理が上手になりたい!と思った理由とおなじで、毎日小さなところで「いいなぁ」とか「かわいいなぁ」とか「生きててよかった…

今年も! 新生姜の甘酢漬け

毎年この時期に漬けてるのが、新生姜の甘酢漬け。新生姜をうすーくスライスしたあと、さっと茹でて甘酢に漬けるだけの簡単なものですが、作っておくとすごく便利。そのままガリとして使うのはもちろん、他の野菜と合わせて醤油少々・たっぷりのすり胡麻とあ…

一眼テスト

一眼のデジタルカメラが家にきたので撮影のテスト。友人がブログにあじさいのことを「生まれながらにして花束」って書いていたけど、本当にそうだなぁ。一束のなかにグラデーションがあってすごくきれいな花だと思う。大好き。ずーっと見てても飽きない。そ…

宇治上神社

昨日、雨の中結婚式があったらしく、拝殿に傘がほしてあった。きれいー